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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

お花畑の悲喜こもごも/2019.5.4

4月の末頃、徳川にあるスーパーに行った。普段は近所で買い物を済ませるのだが、時々は散歩を兼ねて訪れる。買い物を終えて、帰り道はスーパーの裏側(東側)の中央線沿いを少し歩くことにした。最後にそこを歩いてから3年は経っているだろうから、ずいぶんと久し振りである。そんなに時間が開いたのは、そこを通る用事が無かったからだ。いざ(というほどでもないが)出向いてみると、そこはお花畑になっていた。この辺りは他の場所に比べると花が多く植えられていた記憶があるが、こんなことになっていようとは。
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これ全部がヒメキンギョソウ(リナリア)だと思う。北から南を撮影。右にあるフェンスの下に中央線が走っている。画面中央、出来町通が東西に横切っている。以前はその陸橋の脇にミニバンほどの巨大なランタナが生えていたが伐採されたようだ。それでいいと思う。ランタナは「世界の侵略的生物ワースト100」に登録されるほどの物騒な植物なのだ。
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ペチュニア(ナス科)
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ツキミソウ(アカバナ科)だと思う。撮影したのは午後2時頃だが、なぜか花が開いている。上の2つ(ヒメキンギョソウとペチュニア)は誰かが植えたようだが(下草を刈り込んである)、ツキミソウも植えたのかな。

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アヤメ科の何かだと思う。調べる気が湧いてこない。さて。この場所に植えられている植物は全て外来種である。ヒメキンギョソウは既に帰化している。ペチュニアは帰化しているという情報は見当たらないが、空き地で盛大に咲いているのは何度か見かけたことがある。

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冒頭の写真を撮った場所から、線路を挟んだ反対側に行ってみた。やっぱり勝手に生えている。こうやって人は帰化植物を増やしているのである。当人たちに悪気はないんだろうけど。

写真:zassouneko
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