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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

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コセンダングサ巨大化する/2019.10.20

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コセンダングサ(小栴檀草)/キク科/センダングサ属 
熱帯アメリカ原産の帰化種 江戸時代に渡来 1年草 花期は9〜11月 草丈は30〜180㎝

毎年、必ずコセンダングサが生える場所がある。そこでは季節によってハゼランやイノコヅチ、ヘクソカズラなども見ることができる。駐車場と隣家との境にあるフェンスの下のわずかな土のスペースが彼らの生息場所だ。これらの植物は一度ブログで取り上げているので、あえてその場所に出向くことはない。何が生えているか十分承知しているからだ。

先月の終わり頃のことだが、通りすがりに横目で見たら何か巨大な植物が生えていた。近寄ってみるとコセンダングサではないか。こんなに大きくなるものなのか。3メートルは優にあるぞ。「コセンダングサ(小栴檀草)」の「小」は小さいという意味ではなかったのか。

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冒頭の写真の横に咲いていたもの。こちらの草丈は胸ぐらい。コセンダングサには舌状花がなく、あるのは筒状花だけである。


上の写真はコバノセンダングサ(小葉の栴檀草/帰化種)。筒状花の周囲に数枚の舌状花がある。花びらの枚数は決まっていない。この植物の特徴は葉に深い切れ込みがあることだ。他のセンダングサには切れ込みはない。

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上の写真はアメリカセンダングサ(帰化種)。こちらも舌状花はない。花のすぐ下に小さな葉が放射状に10枚前後ついているのが特徴である。

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写真:zassouneko
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