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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

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イネ科を見分ける/その4/アキメヒシバ

アキメヒシバ(秋雌日芝)/イネ科/メヒシバ属
在来種 30〜80cm 花期8〜9月 学名はDigitaria violascens

「メヒシバ」=大きい、「コメヒシバ」=小さいなので「アキメヒシバ」は中である。我ながら適当だなとは思うが、これが正確でなくとも自分なりの区別をつけておきたいのだ。そうしないと次に進めないのである。間違えたら訂正すればいいのだ。というわけで、冒頭の写真は「アキメヒシバ」である。

私なりの「メヒシバの仲間」の区別の仕方はこうである。まず、穂は一点から放射状にのびる(多少の例外はあるが)。
そして、穂の本数が10本前後で腰くらいの高さがある。→「メヒシバ」
穂の本数が5本前後で「メヒシバ」に似ている。草丈は膝ぐらい。→「アキメヒシバ」
穂の本数が2〜4本で茎は細く暗紫色。草丈は20㎝前後。→「コメヒシバ」

上の写真の2枚目は1枚目の根の部分を拡大したもの。節から根がのびているのが見える。これは「コメヒシバ」も同様だが「アキメヒシバ」の茎は「暗紫色」がそれほど目立たない。

こちらは「メヒシバ」だと思う。「アキメヒシバ」と較べると穂の数が多く、葉が長い(気がする)。まあ、気楽に考えよう。

写真:zassouneko

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