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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

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カラスウリ(推定)盛大に延びる/2019.10.20

1ヶ月ほど前から、記事に書こうかどうしようか迷っていたが、とりあえずの報告ということで書いてみた。

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上の写真は9月の下旬。たくさんの白い花がしぼんでいるように見える。
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上の写真は10月の上旬。もう花は無くなってしまった。

カラスウリ(烏瓜)/ウリ科/カラスウリ属
キカラスウリ(黄烏瓜)/ウリ科/カラスウリ属
つる性の多年草 在来種 花期は7〜9月

さて、盛大に延びるつる性の雑草を見つけた。わくわくする出来事なのだが、いかんせん植物まで距離がある。手前にはフェンスがあるし、花が咲いているのは数メートルも上である。しかも大きな建物の北側で日当たりが悪く、写真も暗くなってしまう。最初、ブドウの仲間かと思ったが、白い花がポツポツと咲いているのでブドウは関係ない。ブドウは小さな花がたくさん咲く。葉の感じからしてカラスウリだと思うのだが。

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一番近くにある枝。花が散る前に来ることができれば正体がはっきりしたのに。駐車場の奥で咲いていたので、まったく気づかなかった。
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上の写真がカラスウリ。別の場所で撮影。花の周囲にある糸のような部分はもっと広がって、花の直径が2倍ほどになる。この花は夜間にしか咲かない。そして明るくなると萎んでしまう。上の写真が撮れたのは天気が曇りで薄暗かったからである。

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上の2枚は「キカラスウリ」。葉の光沢やシワが多い。

実の色が「カラスウリ」は濃い朱色、「キカラスウリ」は黄色なので、実がつけば判断できる。ところが、この両者とも「雌雄異株」なので、雄株なら実がつかない。また、雌株だとしても雄の花粉が必要で、受粉しなければ実はできないのである。さてどうなるかな。

写真:zassouneko
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