マツヨイグサ(待宵草)/アカバナ科/マツヨイグサ属
花は黄色、花弁は4枚、葉は互生、細かな毛がある。上の写真はフリーの画像サイトからダウンロードしたもの。なので植物の正確な名前は不明である。
[表の説明]
•表の上部に「赤くなる」とあるが、これは萎んだ花の色のことである。「アカバナ科」は花が萎むと赤くなるである。ただ例外もあって「ヒナマツヨイグサ」「メマツヨイグサ」「オオマツヨイグサ」は赤くならないようだ。例外が多い気がするが、種を判別する手がかりになる。
•一番右にある「葉のギザギザ」という項目は、葉の縁のギザギザが目立つかどうかということである。ほとんど「目立たない」であるが、よく見ると小さな凹凸があるのが分かる。ギザギザがはっきりと分かるのは「コマツヨイグサ」だ(下の写真参照)。
•あとは花のつき方かなあ。「コマツヨイグサ」「ヒナマツヨイグサ」は下の写真のように頂点に一本だけ上に向かって花をつける。その他の「マツヨイグサ」は冒頭の写真のように数輪の花が斜めにつく。また、「コマツヨイグサ」と「ヒナマツヨイグサ」の顎(ガク)はまっすぐに下を向く。まるで花を支える脚のように見える(下の写真参照)。
ちなみに冒頭の花の名前は分からない。海外の無料画像サイトからダウンロードしたものだが「マツヨイグサ」なのかなあ。明るい時に咲いているのが気になる。
※表は素人が作成したものです。正確さは保証できません。ご注意を。
「コマツヨイグサ(上の写真)」。夜に咲いて葉がギザギザ。萎んだ花は赤くなる。
「ヒナマツヨイグサ(上の写真)」。昼に咲き、葉の縁のギザギザがほとんどない。萎んだ花は赤くなる。
日本に生えている「マツヨイグサ」「ツキミソウ」はすべて外来種です。全部で14種帰化しているという話もあります。上記の表(7種)に「ヒルザキツキミソウ」と「ユウゲショウ」を合わせても9種です。あと5種もいるんだ。
写真:zassouneko