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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

ホソエガラシ見参/2018.4.3

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ホソエガラシ(細柄芥子)/アブラナ科/キバナハタザオ属またはカキネガラシ属(どちらもSisymbrium) 学名はSisymbrium irio
帰化種

最初にお断りしておきますが「ホソエガラシ」と確定したわけではないのでご注意ください。素人判断です。

さて。久し振りの大物の登場だが、どうやら新参者らしく情報がとても少ないのである。詳細は別記事の「ホソエガラシはロンドンロケット」にいくつか書くとして、ここでは主に写真を載せることにした。
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高速道路高架下の中央分離帯に生えていた。上の写真のものは橋脚がバックにあるので全体の形が分かりやすい。ここには全部で7〜8本。50メートルほど離れた場所にも生えていた。草丈は大きいものだと1.3メートルぐらい、その他のものは膝丈から腰ぐらいまで。
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花の色は黄色で小さい。老眼には厳しい植物である。茎から棒が突き出しているように見えるが、これから種ができる。同じ科の「菜の花」や「ナズナ」と似たような形態である。そのお陰で「アブラナ科」と見当をつけることができた。それにしても細くて長いなあ。名前が「ホソエガラシ(細柄芥子)」なのもうなずける。

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上の写真が「ホソエガラシ」、下が「アキノノゲシ」
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葉を見るとキク科の「アキノノゲシ」に共通するものがある。この「アキノノゲシ」は草丈が2メートル近くあるので葉も大きい。この葉を見るたびにRPGの勇者の剣をイメージしてしまう。

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「ホソエガラシ」の茎の下部。茎は硬くて太い。私の指ぐらいは優にある。

写真:zassouneko
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