去年(2016年)の暮れにバッテリーがいかれてしまったiPad Airを修理に出しました。その顛末はブログにも書きましたが、それから6ヶ月経って新たな事実に気付きました。下の画像をご覧ください。
「設定」の一番上に出てくる所有者(登録者)の欄をタッチすると「Apple ID」が確認できます。その下の方に「このiPad Air」「iPad Air」と名前が二つ並んでいますが通常なら一つです。以前から気付いていましたが修理の関係でそうなっているのだろうと思い込んでいました。これをタッチすると詳細が出てきますが、当然「この」と付いているものが現在(iOS10.3.2)のもので、下は修理に出した時の環境(iOS10.1.1)が表示されます。ここからが面白いのですが、そこに記載されている「シリアル番号」がそれぞれ違うのです。修理(バッテリー交換)したからといって「シリアル番号」が変わることはないと思いますので、iPad本体が以前とは別のものになっていると考えるのが自然でしょう。
どうりで、本体に付いていた小さな傷が消えていたわけです。修理費用が高額なので、傷を補修してバッテリー交換をしたのだろうと思っていました。半年経過してようやく気付きました。まあ、気付いたからといって、どうなるものでもないのですが。
修理に出した時点で、すでに「iPad Air」は販売されておらず(売っていなくても製造している可能性はありますが)、ましてや機械本体を丸ごと交換するなどということは想像もしませんでした。さて、今手元にあるiPadですが、新品の在庫だと嬉しいのですが「整備品(展示用など)が送られてくる場合がある」と、どこかのサイトで読んだ記憶があるので微妙な気分です。Appleは「修理」としかアナウンスしていないので本当のところは分かりません。
さて、数年後にもう一度バッテリー交換をするかと問われれば、おそらく「しない」でしょう。修理費用が3万円近くかかるのですが、もう1万円を出せば新モデル(2017年春)が手に入るからです。ほとんどの人は旧製品を修理するよりも性能がアップして安くなった新製品を選択するでしょう。
写真:zassouneko