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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

ヒヨドリジョウゴ/その2/実がつきました

2016-09-04-13-12-01
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ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)/ナス科/ナス属
在来種 つる性の多年草 花期は8〜10月 学名はSolanum lyratum Thunb

9月の上旬のある日、「ヒヨドリジョウゴ」に赤い実がついているのに気付きました。さっそく撮影。

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 意外と大きな実です。一見すると同じ「ナス科」の「プチトマト」そっくりです。えーと、食べてませんよ。美味しそうに見えますが、すごく不味いと聞いていますし、それに「ナス科」は毒をもっていることがありますから。さて、これだけたくさんの実がついているから「ヒヨドリ」も多く集まっているかというと一羽も見当たりません。静かなものです。その代わりに、この空地の上空にたくさんのトンボが舞っています。種類は分かりませんが、いわゆる「赤とんぼ」のような真っ赤な色ではなく、くすんだオレンジ色をしたトンボです。50匹以上はいるでしょうか。久し振りにトンボの群れを見ました。こんな街中でも場所があれば集まってくるんですね。どうしてこの場所が分かったんでしょうか。不思議です。少し涼しくなってきたので山から集団で降りてきたのかもしれません。そういった話を聞いたことがあります。暑い時期は山のような涼しい場所へ避暑に行っているそうです。

2016-09-04-13-12-07

 写真:zassouneko
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