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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

雑草散歩/春の1/市政資料館:名古屋市東区/2016.3.9

今年一番だという暖かさの中、のんびりと自転車で市政資料館へ雑草探索に出かけました。そこで見つけた雑草たちを、花が咲いているものを中心に載せました。
市政資料館です。1922年完成の重要文化財。大理石が使われ、窓ガラスも当時のままです。内部にはステンドグラス、地下には監獄もあり、入場無料で見学できます。今日は雑草を見に来たのですから中には入りません。では南門の①から⑧へと反時計回りに散策していきます。
①入場してすぐ右に「ミドリハコベ」の群落があり、「コハコベ」も見かけます。②に「カタバミ」が生えています。花はまだのようです。

写真上:ミドリハコベ、下:コハコベ
③には「キュウリグサ」と「オオイヌノフグリ」(下の2枚の写真)。淡い水色の花から優しい早春の気配を感じます。イネ科と思われる雑草も生えています。写真の「オオイヌノフグリ」の後ろにいるのは「スズメノカタビラ」です。
写真上:キュウリグサ、下:オオイヌノフグリ
訂正:上記の写真を「フラサバソウ」として紹介していましたが、「オオイヌノフグリ」のようです。下の写真が「フラサバソウ」で市政資料館には生えていません。申し訳ありませんでした。(2015.3.11)
北東の④は賑やかです(下の2枚の写真)。①②は南向きですが木の陰になりますので、直射日光は多くありませんが、こちらは日当たりが最高です。足の踏み場もないほど春の雑草たちが繁っています。ピンクの花の「ホトケノザ(写真左側)」、写真右側の一面に生える細かな葉は「スズメノエンドウ」でしょうか。右下の小さな花は「オオイヌノフグリ」です。奥の方に「セイヨウタンポポ」が咲いています。この辺一帯は夏になると「ワルナスビ」の群落に変わります。

北にあたる⑤の前面には背の低い木が植えてありますが、その奥はあたり一面「ヤエムグラ」の群落です(下の写真)。花は5月頃に咲くと思います。猫が寝ていました。
北西の⑥トイレの前には「シロツメクサ」
⑦せっかくですから桜を。この時期に咲いているのは「寒桜」の仲間でしょうね。
⑧は例年「タンポポ」の群落になりますが、やはり日当たりがよくないのか、まだ咲いていないようです。

ご覧いただき、ありがとうございました。

写真:zassouneko
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