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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

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メマツヨイグサ/乾燥には強そうだ/2018.9.3

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メマツヨイグサ(雌待宵草)/アカバナ科/マツヨイグサ属
北アメリカ原産の帰化種 花期は6〜9月 草丈は50〜200㎝

大正時代の1920年に最初の記録がある。実際に侵入したのは明治の中〜後期だろうか。観賞用とは考えづらいので、貨物などに紛れて侵入したのだろう。

「雌待宵草」の「雌」は「マツヨイグサ」を「雄」として、それと対比させたのだろう。「マツヨイグサ」より花が小さいので「雌」になったのだ。しかし、草丈は「メマツヨイグサ」の方がはるかに高い。「マツヨイグサ」は1mほどだが、「メマツヨイグサ」は2mにもなる。

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これも「メマツヨイグサ」かな。2年前(2016年)の8月に撮影。

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雨がほとんど降らず、大地は乾燥しきっていたが、萎れることもなく元気である。葉が柔らかく手触りが心地いい。

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意を決して夜に撮影に出向いたのだが花が咲いていなかった。残念。

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「メマツヨイグサ」にそっくりな「アレチマツヨイグサ」という植物もいる。花弁の形がハート形になっていれば「アレチマツヨイグサ」らしいが、見分け方が難しそうだな。「マツヨイグサ属」の花弁はほとんどがハートのような形をしているのである。

写真:zassouneko
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