最初に。
修理に出したのは2年程前(2014年の12月)に購入したiPad Air(Wi-Fi)です。以下の文章はバッテリーの不具合(充電しなくなる)の修理をネットから直接Appleへ申し込んだ場合の話になります。その他の故障や不具合、また直接お店に持ち込んだりしたケースとは異なると思います。
「修理を申し込む」
修理品は配送することを選択しました。その申し込みの前に以下の事項を確認しておくと便利ですが、手続きしながらでも問題はありません。
①アップルIDを持っていること。
▶︎すでに持っていると思いますが、これがないと申し込みができません。
②「設定→一般→情報」で修理に出すiPadのシリアル番号をメモしておく。
▶︎申込み時にシリアル番号を入力する必要があります。
③「設定→iCloud→iPadを探すをOFFにする」
▶︎何でOFFにするのか分かりません。修理センターの場所を秘密にでもしているのでしょうか(笑)? それは冗談として、遠隔操作でロックをかけられると修理に差し障りが出るのでしょうね。
④申し込みの途中でアップルからID確認コードがメールで届く。
▶︎この確認コードを入力しないと手続きが次に進みません。
⑤電話番号を入力する。
▶︎何かあった場合の連絡用という意味もありますが、戻ってきたiPadの再設定に必要となる場合があります。私がそうでした(後述)。
⑥この他に「電話サポート」というのがあります。直接にやり取りができるし、疑問点も質問できるでしょう(電話していないので詳しくは知りません。自動音声かもしれませんし)。
「集配」
ネットで修理の申し込みが完了すれば、そのページに集配の時間が表示されます。私の場合は翌日の夜(18時以降)が指定されており、回収にはヤマト運輸が来ました。その後、中2日おいた3日後の15時頃にヤマト運輸が配達に来ました。回収して修理し、それをまた配送するのですから妥当な期間だと思います。修理代金は26,784円(代引き)でした。これは申込み時の見積り通りです。と言っても、AppleCare利用時の金額と、この金額しか表示されていませんでしたが。
「再設定」
修理から戻ってきたら中身がフォーマットされて白紙の状態になっていますのでiPadの再設定が必要です。その設定の途中で「確認コード」の入力が必要になります。それはAppleからメールで送られてくるのですが、iPadは設定途中なので当然メールは受け取ることができません。困ってしまう展開ですが、メールの送付先が選べます。iPadの他にApple製品(それも最近の)を持っていれば、そちらで受け取れますし、そうでなければケータイやスマホで「確認コード」を受け取ることが出来ます。
修理の申込み時に電話番号の記入があったのはこのためです。その設定画面は「●●●●●●●●●××(×はあなたの電話番号の末尾2ケタの数字)で受ける」です。ちょっと分かりづらい表現ですね。「あなたの電話へ送る」でいいんじゃないですかね。
設定が終了すると、iCloudからバックアップが始まります。ただ、私の場合はiOSが10.2にアップデートされたばかりらしく、うっかりダウンロードを押してしまいました。それらが終了して再起動するとホーム画面は修理前とほぼ同じに見えます。サファリのブックマークもそのままでした。後から入れたアプリのアイコンもありますが、それらはダウンロードの準備状態になっています。じきにダウンロードを始めるので問題はありません。App Store経由でダウンロードしたものは復元します。
さて、写真は当然として他のものも思ったよりバックアップされているのが分かりました。ただ「iCloud Drive」も利用していますので、その影響もあるかも知れません。「設定→iCloud」でiCloudがバックアップしている項目が出てきますが、そこに「iCloud Drive」もあり、ここに入っているとiCloudでバックアップできるはずです。「はず」と書いたのは問題があったからです(後述)。「Safari」は「iCloud」にも「iCloud Drive」にも項目がありますが、なぜなんでしょう?