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雑草探偵団

おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。

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雑草散歩〜平田町/2019.4.7

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3月の末の日曜日に久屋大通公園へ向かった。そこにしか生えていないスズメノヤリを見に行ったのだ。ところが、大規模な工事が行われていて、ほとんどの植物は刈り取られてしまっていた。こりゃ殲滅されたかと思ったが、刈り残した場所があり、そこでスズメノヤリを見つけることができた。工事は来年の春まで続くようだが、スズメノヤリはどうなるかな。

さて、平田町(へいでんちょう)近辺の雑草散歩である。交差点北西の角のピザ屋の前から北へ向かう国道19号線沿いの雑草たちである。

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コメツブツメクサだと思うがコメツブウマゴヤシとの区別がつかない。花が終われば、その姿で確認する方法があるのだが。帰化種。
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ご存知ツクシ(在来種)。あと1週間ぐらいは観察できそうだ。
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イヌムギ(帰化種)。去年は猛暑のせいか元気がなく、数も少なかった。代わりにエノコログサ(在来種)を多く見かけた。エノコログサは暑さに強いようだ。さて、今年はどうなるかな。
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ナガミヒナゲシ(帰化種)
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コバンソウ(帰化種)。3年ほど前は清水口交差点付近でよく見かけた。徐々に東へ勢力を延ばしているようだ。ユニクロと東郵便局の前までは制覇したので、そこから赤塚を南下してここまで到達したと思われる。1ヶ月くらい遅れてヒメコバンソウも開花するはずである。さて、一緒にここまで来れたかな。
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ムシトリナデシコ(帰化種)とナズナ(在来種)。ムシトリナデシコも季節感がないなあ。12月に咲いてたりする。
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見えにくと思うが白い花がノミノツヅリ(在来種)。画面中央少し上の青い花がタチイヌノフグリ(帰化種)。小さ過ぎて年寄りには厳しい花である。
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スミレ(在来種)。スミレは名前がさっぱり分からない。花の色もあてにできない。紫から白になる「変種」があるのだ。もう何がなんだか。花と葉の形から判別できそうではあるが気力が湧かない。半分あきらめている。
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トキワハゼ(在来種)。これは春の花じゃないけどね。ほぼ一年中咲いている。12月末でも咲く。
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ホトケノザ(在来種)。こちらも夏を除いて一年中咲いている。
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ハナニラ(帰化種)。ソメイヨシノが開花する少し前から咲き始める。葉はニラそっくりで、しかもニラの匂いがするのである。だから誤って食べている人が相当数いるような気がするが、スイセンと違って毒は無いように思う。そう思うのは厚労省が注意喚起をしていないからだ。中華料理でハナニラを使ったメニューがあるが、それは「野菜」の韮(ニラ)の花の部分を品種改良したものを使用している。この写真のハナニラではないのだ。韮(ニラ)は夏に開花する。
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ムスカリ(帰化種)。こちらは3月の終わりの撮影。春先にひときわ目立つ紫色である。庭先のプランターや公園の植え込みでもよく見かける。他に手頃な花が見当たらないのだろう。ペチュニアやパンジーは見飽きたようだ。写真の後ろにたくさん生えている背の高い雑草はミチバタナデシコ(帰化種)。小さなピンクの花が一つだけ咲く。体格の割に地味である。代官町交差点にて。


写真:zassouneko
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