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おっさんの雑草観察記です。花がどうとか生態がどうしたとかの科学的な興味はあまりありません。興味があるのは歴史や名前です。人との関わりや何でその名前になったのかに興味があります。その辺りを想像や仮定を交えながら書いています。個人の勝手な妄想のようなものですから、あまり信用してはいけません。また、このサイトはライブドアブログとミラーサイトになっています。何かあった時のバックアップです。
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5〜6本がくっ付いて一つの太い茎を作っている。茎の途中が裂けており、大きな穴も開いているが影響はなさそうである。
つい先日、珍しいタンポポを見つけた。これは帯化と呼ばれる植物界では昔からよく知られている現象だ。成長点の異常な細胞分裂がこれを発生させる。また、細胞分裂(成長)を促すホルモンを人為的に与えても帯化が起こることから、過剰な量のホルモンが原因ではないかと指摘されている。自然界では病害虫や細菌の感染がきっかけでホルモンの分泌に異常をきたすと考えられている。そうなると一種の病気のようなものだから、帯化が子孫に受け継がれるようなことはないだろう。そういえばケイトウ(鶏頭)のあの姿は帯化によるものだそうだ。こちらはDNAに記録されているので子孫も同じ姿になるが、自然界で見かける帯化はあくまで一代限りの奇形であるようだ。